小説あれこれ今と昔、これからの作品
こんにちは。いきなりですが、ブログのトップに置いた『黒き尊き魔女の結婚』は、某投稿サイトにこっそり別名義で連載していたものです。ブログ開設にあたり、こちらに引き上げました。全25話くらいを想定していて、現在23話まで書き終えています。
昔のコバルト文庫っぽい内容かなと思います。あまり、今の若い子には読んでもらえないかも、と思いつつ載せてみる。
わたしは、どうしたって、魔女とか王族とか深い森が大好きなのです。手直しをしつつ、1話ずつ公開する予定です。
そのほか、ブログ上でタイトルだけ出ているアイキャッチ画像が存在しますが、こちらも物語はできていて、そのうち公開しようと考えています。
魔女も王族も深い森も登場しない、現代ファンタジーのカテゴリーも準備中です。猫が登場します。猫だらけ。
でもあまり欲張ると続かないでしょうし、ゆっくりやります。
アイキャッチ画像の入れ替えもそうですが、サイト上には手直しと相互リンクが必要な箇所がちらほらと。
見苦しかったらお許しください。
昔のコバルト文庫〜と言いましたが、わたしもかつてはコバルトの一読者でした。個人的に大好きなお話がたくさんあったのですね。今でもじゅうぶんに新規読者さんを開拓できるのでは? 異世界もの、転生もの、嫁入り。設定がかなり綿密に練られている大御所作家さんの歴史もの。後宮、砂漠、愛、野望、復讐。韓ドラ好きにもたまらない濃いファンタジー設定。
わたしには娘がいて、ちょうどノベル大賞の佳作を受賞したときに妊娠が発覚し、その後生まれた子なんです。今年21歳になります。わたしの作品も読んでくれていますが、『花咲かす君』が一番好きだと言うのです。
登場人物に山桜の化身である夜薙王(やちおう)という少年がいて、彼のことが好きでたまらなかったと。
文庫のデビュー作で、新人作家に優しい時代だったので5冊ほどシリーズで出せたんですが、今読み返しても文章が稚拙だし、設定は無理があるし……でも確かに、熱量はあった。
イラストを描いてくださったのが、たむら純子先生。初めて自分の本を手にした時は感無量でした。桜の美しさ、夜薙王の静かな佇まい……初めて自分の物語を絵で可視化できた時の喜び。今でも深く感謝しています。
そうですね。初心を忘れることなく、でも時代にあわせてアップデートもしていかなければ。ブログに作品を載せるって、わたしにしてはかなり大胆な決断です。どうか細々とでも、長く続けられますように。
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